心の余裕がない時に、意図的に作り出す方法。または記念日の効用。【書評】ギフトを贈ると奇跡が起きる

 

ギフトを贈ると奇跡が起きる

ギフトを贈ると奇跡が起きる

心から相手を思い、毎日ひとつギフトを贈る習慣を始めてみたら
様々な事がうまく回り始めた、という話。
ギフトは、物じゃなくてもいい。
とにかく気持ちを込めて贈ること。

読んでいろいろ考えた。

他者を思いやることってのは、
自分に余裕があるときしかできないもの。

心の余裕がないときはむしろ、他人に攻撃的になるよね。
仕事が異常に忙しい期間が長く続くと、自分でもそういう状態に陥る。

そういう時、他人を思いやる余裕を意図的に作るのは難しい。
そもそも、環境・状況に追いつめられて心の余裕がなくなっているのだから。

しかし、「心からギフトを贈る」という具体的な行為となれば、
意図的・習慣的に行うことはできる。
そうすると結果的に、それが心の余裕を作るのではないだろうか。
それで、物事がうまく回りだす。

これはなかなかうまい方法だ。
ギフトを贈るのは人のためじゃない。
自分として内面的にはこういう効果があるってこと。


ただ、利己的な理由でギフトを贈ろうという
ゆがんだ話じゃない。


対外的な人間関係という観点からみると、ギフトを贈るという行為は
「あなたを重要視している」
というメッセージになるんだろう。
あなたはギフトを受け取るに値する人だ、と心から思うこと。

軽視されたらギクシャクしたり意地悪になったりするけど
重要視されたら、やっぱり協力してあげたくなる。
人間ってそういうもんだよね。
だからうまく行くようになるんだ。きっと。

意識的に心から相手を思い何かをする、という習慣。
「夢をかなえるゾウ」にも似たような話があった気がする。
ときおり思い出して、実践してみよう。

記念日ってのは、そのためにあるのかもしれないね。