猛烈に邪魔なバナー配置について〜ブログが「テレビのいつか来た道」を歩もうとしている〜

 

最近、いろんな人のブログをよく見て回ります。
特にまあまあ有名な中堅どころブロガー、プロブロガーが多いかな。

そんな中で気になること。

広告の位置がすごい邪魔なブログの多いこと!!

広告の位置がブログの価値を貶めている

タイトルと、本文の間。
タイトルのすぐ下に少し書き出しがあって、それと本文の間。
あるいは、本文の真ん中。

突然、広告バナーが挟まれている。
はっきり言って、読む気をかなり削がれる。

本文には有用なことが書いてあることも多い。
だからこそ、こういう位置に広告を置くんだろうなあ、と思う。
そういう位置は広告の効果が高いらしいから。

ただ。
これを冷静に捉えると「本文をエサに広告を見せている」
という形になってしまっている。
本文を読む気を削ぐリスクを犯してまで、効果の高い位置に広告を置いているから。

多分、ブロガーさんたち本人には、その意識はない。
ただ効果の高い位置を試行錯誤したら、そこに落ち着いただけ。

だが。
あなたが一生懸命書いた文章は、あなたによって貶(おとし)められている。
気づいたら広告が主で、文が従になっている。
広告をクリックしてもらうため、広告を見てもらうためのブログになっている。

いいのかそれで。
それが本当にあなたがブログでやりたかったことなのか。
もちろん、そうかもしれない。
自分の持っている知識を元に、少しばかり稼ごうということかもしれない。
別にそれは悪いことじゃない。

ただもし、本文を読んでもらうことが
訪問者に一番して欲しいことなのであれば、
ちょっと見失ってるんじゃないのか、と思う。

ブログ広告はテレビCMに似て来ている

広告を見てもらうために本体の質を落とす。
何やら見覚えがあるな。

そう。テレビ番組だ。
CM前の以上な引きのばし。
あれが番組のテンポや面白さを削いでいることは、同意される方も多いだろう。

あれこそ、CMを見てもらうために本体の質を落としている最たる例だ。
そんなテクニックが横行して、テレビ番組は劣化していったのではなかったのか。
それを再びブログでやろうというのか。

確かに広告技術とは、なんだかんだいってテレビで培われた部分が多いだろう。
でもそれを踏襲していて良いのか。

ではどこへ向かったらいいのか

Webだからこそ、Webらしい広告。
コンテンツの邪魔をしない広告を追求できる可能性があるんじゃないのか。

自分はぜひ、このブログでそういう実験もしていきたいと思っている。
そもそもPVがごくごく少ないので、実験になるかどうかだが・・・。

理想は「ブログ本文を読み終わって興味が離れたとき、ふと目に入る広告」
そんなことが出来るのかどうか、わからないけれど
いろいろやってみようと思っている。

広告効果の測定やらアクセス解析やらは、ブログ運営の面白い所でもある。
だけれど効果を出すのが面白くなるあまり、本文の価値を貶めては
僕にとっては本末転倒。
そういう罠にハマらないよう、気をつけたい。


【注】あくまでブログ読者としてのいち意見です。広告効果を追求するのも自由だし
   いろいろな形態があっていいと思います。
   コンテンツの対価をなにがしか得るというのは正しいと思うし。
   僕がこういうことを思うのは、ブロガーに勝手に期待しすぎている
   せいかもしれない。

photo credit: Afroswede via photopin cc