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まんが日本むかし話から善悪の二元論を考える。

 

まんが日本むかし話が大好きです。
幼少の頃からずっと見てました。
たぶん私の思考パターンの何%かは
日本むかし話で出来てると思うくらい、ルーツです。

日本人はもともと善悪二元論じゃない

むかし話を見てると、よく思うのです。
悪いことをした人が、懲りて最後に許される話がすごく多い。

おばあさんが亡くなって、
三途の川を渡るためにと一緒に棺桶に入れた銭を
掘り出して盗む泥棒。
きつねの大事にしている宝物をネコババしてしまう飛脚。
おなかの減った旅人に意地悪をするたちの悪い山僧。

みんな、村八分になってもおかしくないくらいなのに。
今だったらネットでボコボコなのに。

村人は皆、許すのです。
改心した後に。
なんていうか、そこに一番癒されます。

最近のテレビは、悪者はボッコボコにされて、
見てる人もスカッとして終わりってのがほとんどだもんなあ。
世の中やネットがギスギスして来てるのは、けっこうそれが関係してるんじゃないかなあ。
今こそ、まんが日本むかし話を再放送すればいいのに。

むかし話がそうなってるってことは、
僕らは元々、ハリウッドが好むような勧善懲悪の文化じゃないんですよ。
それは知っておいた方が良いと思う。
アメリカみたいな善悪二元論じゃなくて、
完全な悪や完全な善はない、という考え方なんじゃないかな。

なんて思ってます。

蛇足:二元論とそうじゃないものを分けてみる

そんなことを考えていたら、
世の中のいろんなアニメとかが、善悪二元論とそうじゃないものに
分類されて見えたので、蛇足ではありますが
ちょっとリストアップしてみます。

前者が善悪二元論のもの。後者がそうじゃないもの。

ヤマトと、ガンダム
暴れん坊将軍と、水戸黄門
ウルトラマンと、アンパンマン
戦隊ものと、タイムボカンシリーズ

仮面ライダーなんかは、二元論だったのに、最近のは違うようですね。

昔見てた頃のイメージだけで書いてるところも結構あります。
間違ってたらすみません。

これは善悪二元論か、そうじゃないか。
コンテンツを見る時に、そういうフィルタを持って見直してみるのも
ありじゃないかな。

自分の子供には、なるべく二元論じゃないものも見せるようにしたいな。


photo credit: jimg944 via photopin cc