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損得に関わる判断は自分を信用しない方がいい。【書評】予想どおりに不合理

 

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

本の概要

人間の判断って、結構まわりに惑わされるもので
冷静に考えると不合理な判断をしてしまうもの。

で、その惑わされるパターンってのも結構お決まり(予想どおり)。
だったら判断ミスしやすいお決まりのパターンを知っておいて
少しでも罠にハマらないようにしよう。

ってな話。
具体的に言うと…
・人は持てば持つほど欲しくなる。
→本体を買うとオプションも欲しくなるパターン
・アンカー(数値のアンカリング)に惑わされない
  →あらかじめ数字を刷り込まれると、それとの相対で見てしまう。
   「定価XX円のところ、今なら・・・」 というパターン
・「恣意の一貫性」に惑わされない
  →最初に自分で価値がある、と認めてしまうと、それを撤回するのは難しい。
   自分が買った物が他でもっと安く売ってるとケチを付けたくなる、というパターン
・「無料」に惑わされて判断を誤っていないか?
 →あとXX円買えば送料無料 で余分に買ってしまうパターン
・もともと不要な選択肢が、なくなりそうなだけで価値がありそうに
 誤解していないか?
  →「限定商品」に釣られるパターン
・自分の持っている物ほど、高く評価してしまう
  →中古品における売り手と買い手の希望価格の開き

で、僕らはどうすればいいか

僕らのこういう判断特性は「予想どおりに」不合理 なので、
つまり事前にコントロール(軌道修正)できるってこと。

だけど、同時にこんな本もある。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

結局、直観を信じて良いのか良くないのか、
よく分からなくなりそうですが。

どうやら、損得が絡む直観、
損をするリスクがある判断に対する直観は
信じない方がいいようですね。
そういう場合は、直観しているようで実は
下手な判断をしているってことなんでしょう。