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水ビジネスについての知識を持っておこう。

 

前々から興味があった水ビジネスについての本を読みました。

水ビジネス  110兆円水市場の攻防 (角川oneテーマ21)

水ビジネス 110兆円水市場の攻防 (角川oneテーマ21)

知識を仕入れる系の本なので、
なかなかレビューは書きにくいが…

牛丼一杯作るのに2000リットルの水が要る
という話は、聞いたことがある人もいるでしょう。
牛や米を育て加工・調理するまでに必要な水の量です。

これを踏まえると、
食糧自給率が低い日本では、
それだけ海外の水に依存してるということになる。

つまり、「日本ほど水の豊かな国はないから
世界が水不足になっても安泰だぜぇ〜」
とか思ってたら大間違い。
アメリカで農業用や酪農用の
水の価格が高騰すれば、アメリカ産牛肉の価格が上がる。
つまり日本で牛丼の値段が上がる。
全然安泰じゃない。
また、水がいるのは食糧を作るときのみならず
様々な工業製品を作る時も同じ。
工場から出る排水があれだけ問題になるってことは
それだけ工業にも水が使われてるってこと。

だから世界的に水不足になったら影響範囲はもう、
ほぼ全部の商品とも言える。

てなわけで、水問題は思ってるより結構深刻。
という話を手始めに

・水資源の世界配分
・ものを作るのにどれだけ水が必要か
→水は飲食だけでなく、工業力などにも関わる。
・水をめぐる紛争の概況
水メジャーあるいは各国がいかに水ビジネスに取り組んでるか

などなどといった話が展開されている。

いろんな切り口から解説されていて
水に関する問題の概要、状況を立体的に把握できる。

たぶん、シンプルだけど簡単じゃない問題であって、
たった一冊読んだだけで水問題を知った気になるのは危ない。
だが少なくとも概要はつかめる。
概要をつかむだけでも、見えてくるものは今までとは違うだろう。

いろんな資源について言えることではあるが、
特に水は、いまのままがいつまでも続くと思ってると
諸外国に良いようにやられそう。
読んでおきたい一冊です。

現に、松山市かどこかの水道事業、フランスの外資が受託してたよね。

できれば、水についてあと数冊読もうと思う。読む自信ないけど。