お祭りは民族を超えるためのイベントだったんじゃないか

 

少し前に、インドでホーリーというお祭りがありました。
毎年3月に行われます。

動画で見たら説明するまでもないのですが…

自分がタージマハールを見に行った時の話。
アグラというその街についてみると、
街角でやたらと色粉を売っている。
赤青黄色。チョークのようなどぎつい色の粉。

それを小学生くらいの子供達がワイワイ買い求めているんですね。
なんだろ、あれなんに使うのかな〜なんて横目に見ながら
タージマハールを見に行った。

さてゲストハウスに泊まって翌朝。
朝ご飯を食べに街へ出た。

!!!
いきなり、顔が真っ青、服ドロドロの人とすれ違う。

おいいったい何があったんだ、と思いながら歩いていると
それはやって来た。

子供達が、手に手に
あのどぎつい色の水を持って
ぶっかけてやろうと追いかけて来る。
ペットボトルにいれてる子、
なんかボンベみたいなのを持って消火器みたいに
噴出させる子。

こりゃたまらん、と走って逃げる。
朝っぱらからインドの知らない街で子供と追いかけっこ…。
なんかわけ分からんけど笑えてくる。

けっこうマジで逃げましたが
現地調達のサンダル履きだから、裸足で走る子供にかなうはずもなく。
捕まった瞬間、覚悟が決まる。

色水をかけられ、
こっちも相手のボトルを取り上げて応戦する。
あっという間にドロドロ。
そうかこういうことだったか…
昨日からの全てがつながる。
日本から来て行ったパーカーとジーンズが
悲惨な色になっちゃったんだけど笑えてくる。

ひととおり騒ぎが終わって
朝ご飯に入った店で顔と手を洗わせてもらったんだけど、
洗面器を出してくれた飯屋の子供は
僕を見て苦笑でした。


朝飯食べた帰り、広場に寄ってみると
色粉で地面に
Happy HOLI
とキレイに書かれてあった。
へえ、そういうことか。

ひどい目に会いましたが、一生忘れられない。


お祭りってのは、民族も国籍も一瞬で飛び越える。
ルールがわかんなくても参加できて、なんか楽しい。

もとは民族を超えたコミュニケーションのためにできたんじゃないか
と思えるほどでした。