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就活生も就活本も、決定的に勘違いしてる。減点法じゃないんだよ。

就活支援
 

こんな下らねえ記事を読みました。
面接官デビューする前に!採用面接で質問してはいけない禁止事項4つ|U-NOTE [ユーノート]
もう突っ込みどころだらけで、ある程度慣れてる人なら
ああPV集めたいだけのカス記事だなって
裏取りしなくてもなんとなく分かるわけですが。

言及するだけ無駄なんだけど
それにしてもこんな記事が出てくるなんて、
やっぱり世間の就職活動に対する認識はおかしいんだな
と思ってこのエントリーを書く事にしたわけです。

つまりね、「就職活動には決まった正解がある」という誤解があるから
こんな記事が出てきて、しかもかなり読まれるわけですね。
(面接官するような人間が、どこの馬の骨が書いたか
わからないような記事を参考にするわけがないので
やっぱり就活側が読んでると思うのです)

そりゃ、最低限のビジネスマナーに反するような行動は論外ですよ。
でも、今年就活関連で話題になった記事を見ると、
スーツはブラックが良いのか紺が良いのかとか、
こんな受け答えはダメだとか、
もう本当、どっちでもいいようなのばっかり。

スーツの色が理由で落ちるとか、
御社と言うべき所を会社名を呼び捨てにしただけで落ちるとか、
そんなこと、ありませんからね。まともな会社なら。
まあ、落ちた人自身が
落ちた原因を分かりやすく求める気持ちは
痛いほど分かるけど。

会社側は、なるべく、あなたの良い所を全部知りたいのです。
だから面接は、なるべく良い所を引き出そうと努力します。

そりゃそうだ。

会社側だって、
受ける人全員の良い所全てを把握した上で比べたいですよ。
もちろん採用できる人数は限られているから、多くは落とさなきゃいけないけど、

こいつはここがダメだった、あいつはあそこがダメだった、
まああいつのほうがマシかな、なんて決めると思います?

この子はここが良かったな〜、あの子はあそこがよかったな〜
うわ〜悩むな〜、でもどっちかに決めなきゃいけないから
うちの会社の方針を考慮するとこっちかな。

って決めるほうが幸せでしょうよ。
そのためには、減点法の
つまり正解に沿ってるかどうかチェックする面接なんか意味ない。
良い所は全部把握したいから、自然と加点型になるでしょう。

だから面接では、正解を答えようとするのではなくて、
あなたの良い所を伝えようとしなきゃいかんのです。

まあ、それが難しいんだけどね。決まった正解を答えるよりも。

だけどその点がわかってるだけで、
緊張は少しマシになるんじゃないのかな。
健闘を祈ります。


なお、ここまで書いておいて誠に申し訳ないが、
どんなに「普通はこうだろ」と僕が主張しても、
あなたの一番入りたい会社が、上記の通りとは限りませんからね。
これはホント申し訳ないが、僕にはコントロールできない。

あと、スーツの色の話は
大石哲之氏の記事の事を言っていますが、
学生のためのドレスコード入門2-「望ましいスーツの色、黒いスーツの罠」 (1/2)
この記事を批判してるのではないです。
あれはドレスコードの話であって、就活の話じゃないですから。
すっかり就活の「べし/べからず」話だと受け取られちゃってるけど。

<追記>
リンクばかりですみません。
就活生の方は、できたらこちらも読んでください。
「加点法でも落とされたのか自分は・・・」って落ち込まれては本意でないので。
不採用通知はメタファーじゃない。 - せいじ100のリスト