CD、本、そして写真。媒体として生き残るには?

 

すごく久しぶりに、紙の本を買いました。これ。

火星に住むつもりかい?

火星に住むつもりかい?

Kindle版のほうが500円近くやすいのに。

カバーデザインを、すごく気に入ってしまって
どうしてもこのカバーで欲しくなったから。

つまり、本の中味以上の価値を「本の装丁」に感じた、ということ。
めったにないことなんですけどね。

CDも似てますね。みんな配信に流れてる。
中味が肝心なんだから、そりゃそうでしょう。
僕は店員さんからCDをオススメしてもらいたくて、CD屋へ出かけるけど。


どちらにしても、媒体に中味以上の価値を持たせなければ、
その媒体は衰退して行きます。

だけど、媒体に中味以上の価値を持たせるってどういうことだろう。
端的に言えば握手券とかなんだろうけど、それじゃ面白くない。


例えばアナログレコード。絶滅危惧種だったのがずいぶん盛り返してきてる。
音質や視聴スタイルを含めて、
「アナログレコードから流れる音」を楽しむという文化ができたから。

例えばフィルムカメラ
いまや本職の人ですら、デジカメにシフトしてるけど、
一部から受けているのが、ロモグラフィーなどのトイカメラ
僕もひとつ持ってますが、
造りがいい加減なのか、あの味はデジカメじゃ出せませんよね。

デジタル媒体ってのはつまるところ、
「中味が同じなら便利なほうがいいだろ?」という考えかたですから、
より便利、より高性能な媒体が出てくれば、駆逐される。
媒体に中味以上の価値を持たせることは、構造的に無理。

それができるのは便利でも高性能でもないアナログ媒体なのかな。

利便性や性能を競わない、という戦略は、持っておきたい考え方ですね。