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自分にだけ見えている真実は何か。ライフネット生命 出口CEO講演を聞いて

考察・意見
 

先日、自分で企画して、ライフネット生命保険の出口会長(兼CEO)に講演をして頂きました。
3月始めにお願いしてから3ヶ月。
待ちに待った講演は、出口さんのお人柄の魅力もさることながら
実に多くの示唆に富んだ内容でした。

とてもじゃないけど一回にはまとめきれない。
何回かに分けて、感じたこと考えたことなどを書いていきたいと思います。

第一回は「皆に見えていない真実」。

講演でまず最初に印象に残ったのは、
様々な物事を見る時に、言葉・文章ではなく
「数字、ファクト(事実)、ロジックのみで考える」という話。
すでに読んでいたこの本に書いてあることなんだけど。

早く正しく決める技術

早く正しく決める技術


例えば、国民年金制度は将来破綻しないのか、否か。

答はここでは書きませんが…
面と向かって実例と、そのデータを以って説明されると、
自分がいかに思い込みでものをみているか
はっきりとわかる。
でもそれは「できてないねぇ、ダメだねぇ」という話じゃなくて、
数字、ファクト、ロジックのみで考えることが『いかに難しいかを認識する』ということ。

そして、
いかに難しいかを認識するということは、
常に「自分は出来てないんじゃないか」というチェックができるようになる、ということだ。

正直、自分は「早く正しく決める技術」を読んでから、
10個のうち5個くらいは、数字、ファクト、ロジックで考えられるようになった
と思っていた。
でも実際、10のうち2も出来てなかったんだ。

この認識ができたのは大きい。
自分の思い込みを自分で解けることなんて、そうそうないからね。
これからは折に触れてチェックしていこう。


そしてもうひとつ、この話で思ったのは、
「僕もピーターティールになれる」ということ。

いや、彼をぴったり真似できるとは思ってませんよ。
ただ一点において、です。

この本において読者に投げかけられる、最も重要な問い。

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

『賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何か』

「ゼロトゥワン」を読んだ時、僕が最も「真似できねぇよ」って思った点。
ピーターティールほど賢くないんだから、そんなの見えないって。

だけど、出口さんのこの話を聞いていると、
あれ、できるかも、と思えてくる。
世の中の共通認識にちゃんと疑問を持って、ちゃんと数値を調べることさえできれば。

ここに気づけたのも大きい。
(つづく…予定)