今は何でもググれるけれど、それでも知識を蓄える意味。出口CEO講演を聞いて

 

ライフネット生命保険 出口CEO講演を聞いての考察。
第二回は「イノベーションは何のため?」。
副題を 〜イノベーションの必要性とその土壌としての知識〜 としようかな。


話はまず、日本の生産性についてから始まる。
日本という成熟した国。
ひとりあたりの生産性が頭打ちになってくるのは当然。
さらに労働人口だって減少傾向。

てことは、今までの仕事のやり方やってたって、
国全体ではジリ貧になるのが目に見えている。

ジリ貧から抜け出すためには、
生産性をさらに伸ばすイノベーション起こすしかないでしょ?って話。

イノベーションって言葉はしょっちゅう耳にするけど、
企業が生き残るため、という文脈が多い。
国のためというのもあったけど
GoogleとかAppleみたいな企業を生み出さないと国としてヤバイ、といった流れでの話が
ほとんどだった。

日本のため、国としての生産性をあげるためという観点に触れたのは初めてでした。

で、そういう文脈で語られると、俄然、やらなきゃという気になるわけです。
そうでしょ?
うちの会社が潰れないようにイノベーションを生み出さねば、って言われるより、
日本のためにイノベーション起こしてくれよ!って言われたほうが、絶対楽しい。
そうか、それなら日本のために一肌脱ぐか、っていう。

そういう話でイノベーションの必然性を理解した次には、
ではイノベーションを起こすには何が必要か、という話。

イノベーションに必要なもの、それは幅広い知識。
イノベーションとは、全く新しいものであることはほとんどない。
平凡な、何かと何かの組み合わせで生まれる。

だけど、知らないものは組み合わせられない。
知っていて初めて「アレとコレとを組み合わせたらどうかなあ」という発想が浮かぶ。

そのために、様々な事を知って、様々な事を経験しておきたい。

ということ。

インターネットや検索エンジンが発達して、知らないことはググればすぐ分かる時代。
僕は「知っていること」自体に価値はなくなったと思ってた。

だけど違ったんです。
日本のためにイノベーションを起こすには、もっともっと、いろんなことを知って経験せねば。

別に嫌いなことを無理に知る必要はない。
だけど興味の赴くままに、興味を持ったことはどんどん知って経験すればいい。

好きなことをやりゃいいんだよ。
遊びに見えたって構わない。
むしろ遊びがイノベーションの肥やしとなる。

そのほうがモチベーションも上がるでしょ?


というわけで、次回モチベーションの話に続く。つもり。